エアコン点検・メンテナンス

FOR EFFECTIVE USE

エアコンを長期的にお使いいただくために

エアコンを安心して長期にお使いいただくためには下記サイクルの維持管理を推奨します。

保守点検→エアコンクリーニング→部品交換・修理→フロン排出抑制法の対応
保守点検→エアコンクリーニング→部品交換・修理→フロン排出抑制法の対応
BENEFITS OF AC MAINTENANCE

エアコンメンテナンスのメリット

メリット1 ランニングコストの低減

フィルターや熱交換器が汚れていると運転効率が低下してエアコン全体の消費電力80%以上を占める圧縮機の負荷が大きくなり、電気代が顕著に増加します。定期的な清掃により電気代増加を抑制できます。

メリット2 機器耐用年数の延長

各部品で徐々に生じる経年劣化を定期的なメンテナンスで予防保全または事後保全により機器の長寿化に繋がります。

メリット3 故障の予防

定期的な点検による診断で最小限の部品交換等のメンテナンスによりエアコンの維持ができ、大きなトラブルによる大きな出費を節約できます。

出典:一般社団法人日本冷凍工業会 業務用エアコン委員会「業務用エアコンを長く安心してお使いいただくために」より

メリット4 快適性の維持

汚れ等の堆積による冷暖房能力の低下、水漏れ、異音、悪臭等を定期的な点検により快適性が維持できます。

メリット5 安全性の確保

定期的なガス漏れの点検や電気部品の点検および安全装置の動作により
運転上の安全性が確認できます。

EXAMPLE

ご契約例

業務用エアコンを安心して経済的に長くご使用頂くための当社推奨のご契約フルメニューは下表の通りです。
なお、お客様のご都合と使用状況によりメニュー内容および回数に関しましては、柔軟に相談させていただきます。
また、家庭用の場合も、柔軟に対応させていただきます。

はみ出した部分は左右にスクロールしてご覧いただけます。

メンテナンスメニュー 機器種類 内容 メンテナンス・点検回数 メンテナンスメリット
年4回 年2回 年1回 3年1回 法律順守 温暖化防止 安全性確保 快適性維持 故障予防 ランニングコスト低減 機器耐年数延長
クリーニング 室内機 フィルター清掃
室内機 部品と熱交換器の洗浄
室外機 簡易洗浄
メンテナンス点検 室内機 冷房・暖房シーズン
各1回点検
室外機
フロン排出抑制法の
法定点検
室内機 法定簡易点検と
履歴保存
室外機
室内機 法定定期点検と
履歴保存
室外機
部分交換と修理 室内機 ③のメンテナンスにより大掛かりな故障発生を未然に防止します。
室外機

FAQ

よくある質問

メンテナンス点検は法律で義務化されてますか?

いいえ、義務化はされていません。
ただし業務用のエアコン、冷蔵庫、冷凍庫は2015年4月より施工されたフロン排出抑制法で義務化されてます。なお、家庭用は対象外です。

メンテナンス点検の頻度はどれくらいが適切ですか?

冷房シーズンと暖房シーズンの年2回が一般的です。
フル稼働させている場合は中間期を追加して年3回の場合もあります。
また逆に稼働率が低い場合は年1回の場合もあります。

メンテナンス点検の際はエアコンは停止するのですか?

いいえ、エアコンは運転したままでメンテナンスを行います。
(絶縁抵抗測定時のみ停止)
運転中の異常等の作動確認と運転データを測定します。

メンテナンス点検ではどのような項目を点検しますか?

次のような作業内容を実施します。

  • 冷媒ガス配管の高圧
  • 低圧の圧力測定
  • 各冷媒ガス配管の温度測定
  • 運転電流と電圧の測定
  • 電気関係の絶縁測定
  • 冷媒ガス漏れの確認
  • 水漏れの確認
  • 運転音、振動等の確認
  • 機能部品、保護装置の作動確認
  • 各部ネジ、ビス類の状態確認
  • 各コネクター類の差込状態確認
  • 外観等の汚れ、破損等の確認
  • 室内機の点検
  • 点検表の作成

1回のメンテナンス時間はどれくらいですか?

室外機と室内機の設置状況によりますが、目安としては下記の通りです。

  • 室外機1台と室内機1台のセットの場合:15~30分間程度
  • 室外機2台と室内機5台のマルチエアコンの場合:30~45分間程度
AREA

対応地域

エアコン点検・メンテナンスは

京阪神エリア

を中心に対応いたします。

その他の地域に関しましても対応可能な場合がありますので、一度ご相談ください。

京阪神エリアのお客様に対応